
美容室でカットをお願いするときに自分のイメージを上手に担当のスタイリストさんに伝えられないことってありますよね。
私もそうなのですが、男性の方が「口下手だったり」「緊張したり」してうまく伝えられず失敗してしまいます。
自分のやりたい髪型が決まっている場合、写真や画像でイメージを伝えるのは有効な注文方法だと思います。
自分のやりたい髪型の写真や画像がすぐ見つかればいいのですが、『探しても見つからなかった』なんてことも…。
今回はそんな男性のために、写真や画像などを用意せずに、口頭でスタイリストにどのようにメンズカットの注文すれば失敗しないのか?
うまく伝えるポイントについてお話ししていきます。
目次
メンズカット注文するときに上手く伝える5つのポイント
メンズカットの注文を上手く伝えるポイントは5つあります。
- 前髪
- サイド
- 襟足
- トップ
- 悩み
5つのポイントについて詳しくみていきましょう。
前髪の長さは眉毛を目安に伝える
前髪は長さで印象や雰囲気がかなりかわるので重要なポイントです。
前髪の長さを伝えるときに
『2センチ切ってください』
と切る長さを伝えると失敗しやすいかもしれません。
なぜなら自分が思っている2センチと美容師が思っている2センチは同じではない場合があるからです。
失敗しないためにも、前髪の長さを注文するときは眉毛や目の位置を基準にして伝えるとよいです。
これなら、お互いの思い違いも少なくきちんと伝わるのでおすすめです。
前髪の長さを注文するときはもうひとつ注意点があります。
それは、髪の毛が乾いている状態と濡れている状態では長さが違うということです。
髪の毛が濡れた状態でカットしたときに丁度いい長さに切ってしまうと、乾かし時に短くなってしまいます。
point髪の長さは乾いた状態で確認しましょう。
仕上がりのヘアスタイルも伝えておきましょう。
- 下げるのか上げるのか
- 右に流すのか左に流したいのか
自分でスタイリングしやすく仕上がります。
fa-chevron-circle-down前髪を注文するときの一例
『前髪は眉毛にかかる長さにしてください。』
『前髪は眉毛と目の間ぐらいの長さでお願いします。』
『前髪はいつも左に流しています。』
『前髪は短くして立たせたいです。』
こんな感じで注文すればOKです。うまく伝わります!
サイドの長さは耳を基準に伝える
サイドの長さを注文するときに
『サイドは短めで』
『サイドは長く』
これだけだと上手く伝わらず失敗してしまいます。
サイドの長さを伝えるときは
『耳を全部出したい』
『耳にかかるようにしたい』
といったように耳を基準に伝ると上手く伝わります。
このときにもみあげの長さも一緒に耳を基準にして伝えると完璧です!
fa-chevron-circle-downサイドの長さをの注文するときの一例
『かりあげはしたくなけど耳にかからない長さに切ってください。』
『かりあげてツーブロックにしたいのでこの高さまでかりあげてください。』
『耳たぶにかかるくらいの長さにしてください。』
といったように耳を基準に長さを指定してあげましょう。
襟足の長さはサイドの長さを基準に伝える
襟足の長さを注文するときはサイドの長さを基準に伝えると上手く伝わります。
- サイドより『短くする』
- サイドより『長くする』
- サイドと『同じ長さにする』
シャツの襟や首を基準にして長さを伝えてあげたりしてもわかりやすいですね。
襟足をかりあげたい場合もこの時に伝えればOKです。
fa-chevron-circle-down襟足の長さを注文するときの一例
『サイドの長さと合わせて首が見えるようにすっきりとしてください。』
『襟足の髪の毛で首が隠れるようにしたい。』
『サイドの長さより長くしてシャツの襟にかかるぐらいの長さでお願いします。』
といったようにサイドの長さと首やシャツの襟などを基準ににして長さを伝えてあげましょう。
トップの長さはスタイリングを意識して伝える
トップの長さとは頭頂部の髪の毛の長さのことです。
トップの長さを伝える時は普段自分がスタイリングするときに、どのようなスタイルにしたいかを伝えるとよいでしょう。
『髪を立てたい』
『ボリュームを出したい』
このように、どのような仕上がりにしたいのか伝えてあげましょう。
fa-chevron-circle-downトップの長さを注文するときの一例
『トップの髪の毛を立てたいので髪の毛が立てられるくらい短くしてください。』
『頭頂部にボリュームを出したいので毛量を残して自然なボリュームが出るようにしてください。』
自分がどのようにスタイルにするのかを伝えればOK。
髪の悩みやこだわりを伝える
髪をカットしてもらうときは長さ以外にもこだわりを伝えましょう。
- 髪質の悩み
- スタイリングの悩み
- 絶対にして欲しいこと
- 絶対にして欲しくないこと
このような、こだわりがあれば必ず伝えましょう。
とくに絶対にして欲しくないことはだけは必ず伝えましょう。
初めて行く美容室などで何も言わずにいると、あなたの絶対にして欲しくないことはわかりません。
以前に失敗されたことや、スタイリングが上手くいかない部分やくせ毛や潰れやすいとうような感じで具体的に伝えましょう。
fa-chevron-circle-downこだわりや悩みの伝え方一例
『おでこを出すのが嫌なので前髪をおろしたスタイルにしたい。』
『トップが潰れやすいのでボリュームをだしたい。』
『後ろの毛量が多いのが悩みなのでボリュームを落としてほしい。』
自分の髪質、毛量、頭の形などをスタイリストの方に相談しましょう。
抽象的な伝え方はNG?注文する際の注意点
fa-chevron-circle-downNGの抽象的な伝え方
- 短くしてください
- 軽くしてください
- かっこよくしてください
このように曖昧な注文をしても自分のイメージは伝わりません。
特にこだわりがない!
今より髪が短くなればいい!
というのであれば抽象的な注文でも問題ありません。
自分がイメージしているスタイルに仕上げてもらうには、具体的に長さを伝えることが必要です。
またやりたい髪型が決まってない場合も、先ほどお話しした5つのポイントを美容師さんと相談しながら髪型を決めていきましょう。
髪型を決めてから美容室に行かなければいけないということはありません。
5つのポイントを押さえておけば相談もしやすいですよ。
メンズカットの注文を失敗しないために
美容師さんに相談や注文するときは
- 前髪
- サイド
- 襟足
- トップ
- 悩み
の5つのポイントを伝えるようにすると上手く伝わるので、失敗につながりにくいです。
やりたい髪型が決まっていてもいなくても、美容師さんとコミュニケーションとりながらカットしてもらうようにしましょう。