
美容室に予約をしたけど待たされてしまったという経験をした方は結構多いのではないのかと思います。
わざわざ予約を入れてるのに待たされたら予約の意味がないです…。
時間通りに施術が終わらないと、そのあとの予定が狂ってしまって困ってしまいます。
あまりにも待たされると頭にきて帰りたくなりますよね!!!
なので今回は
- 美容室で予約したのに待たされたら帰ってもいいのか!
- 美容室でどうして待たされるのか!
この2つを自分がを美容師をしていた時の経験やお客様の声を含めてお話ししていきます。
「美容室で待ちたくない」
「待たされるのでイライラする」
という人は是非参考にしてみてくださいね。
目次
予約した美容室で待たされたら帰ってもいいのか?
結論からおはなしすると予約して待たされたら帰っても大丈夫です!
私なら帰ります。
せっかく予約をしているのに待たされてしまったら予約をしている意味がないですよね!
予約をするという行為は時間を無駄にしたくないからするのであって、予約をしたのに時間が無駄になったら予約サービスの価値がなくなってしまいます。
美容室での料金はカットやカラーの施術のサービスだけでなく、接客や予約のサービスも含めた料金です。
それなのに、サービスが提供されないのであれば料金は払いたくないですよね!
予約して何分待たされたら帰る?
私なら何もなしに10分放置されたら帰ります。
「ちょっと待ってください」
と伝えられたときでも20分くらいが限界だと思います。
人によってそのあたりの時間の感覚は変わってきます。
- 5分だって待ちたくないという人もいます。
- 30分くらいまでなら待っていられるという人もいます。
なので自分が不快だと感じたらたとえ5分であろうと15分であろうと、帰ってしまったほうがいいです。
どんなにお金があっても時間だけは戻ってこないので時間はそれだけ貴重なものです!
でも帰る時に無言で帰るのはやめた方がいいかと思います。
なんでもいいので一声かけて帰った方が自分もすっきりするし、相手の美容師のためにもなると思います。
「予約したのに待たされたから帰ります。」
とストレートに伝えてもいいですし、
「この後予定があるのでこれ以上待てないので帰ります。」
と少し柔らかくして伝えるのもありです。
大事なのは自分が待たされることで迷惑が掛かっているということを相手に知ってもらうということです。
相手に知ってもらうことで次回につながるということです!
ただ次回待たされた美容室に、行くか・行かないかは自分でしっかりと判断して決めましょう。
美容室で予約したのに待たされる理由
美容室で待たされる理由にはいろいろな要因があります。
わたしが美容師をしていたときに経験した
『待たされてしまう理由』
を美容師目線で解説していきます。
無理に予約をいれている
施術時間やお客様の人数に対して
無理な間隔で予約を入れてしまっている
という場合、待ち時間なしでは対応しきれなくなってしまいます。
これは自分が働いていた美容院でも実際にあった話です。
「お客様を断りたくない」
というサービス精神で無理に予約をとってしまい、お客様を待たせて不快な思いをさせてしまっていました。
これは明らかに
美容師や美容室のせいで待たされている
ということになります。
自分が待たされている間に他の人をずっと施術しているような美容室は要注意です。
無理に予約を取っている可能性大です。
無理に予約を入れず別の日や別の時間を提案する必要があります!
予約優先制という考えで営業している
予約優先制であって完全予約制ではないので、あくまでも予約は順番であって時間通りに施術しない。
「こんなことがほんとにあるのか?」
と思うかもしれませんが、これも実際に私が体験した事実です。
美容師個人というより美容院、サロンの方針としてこの考えがありました。
待たせても良いという考え方は接客業として間違った判断です。
お客様目線でサービスを提供する必要があります。
ほとんどの美容室はこのような考え方はありません。
しかし、一部のサロンや美容室ではこのような間違った認識があるので注意しましょう。
前のお客様がずれこむ
自分より前に来店した方の施術のメニュー内容が変わったり、予約の時間に遅刻してきたりして時間がずれこんで待たされてしまうというパターンです。
例えば、カットのメニューがカラーカットになったりすると1時間の施術から1時間30分の施術時間になってしまいます。
施術時間が伸びたことで複数のお客様を同時に接客しないといけない状況なるので、どうしても待ち時間ができてしまいます。
予約の時間に遅れてきた場合も同じような状況になってしまいます。
メニュー変更された方や予約に遅れてきた方に待っていただくという対応をできる限りとっていただければいいのでは無いかと皆さんは考えると思います。
でも中には、先に来店された方を先に仕上げてあげたいという考えの美容師さんもいます。
あとから来店された予約の方が多く待たされてしまうこともあります。
もし皆さんが施術内容が増えそうな場合や決まっていないという場合は、
「カットとカラーをお願いしたのですがカラーは相談してから決めたいです」
などとカウンセリングをしてから施術を決めるということも伝えてあげるといいですね!
美容室で待たされるタイミング
美容室で待たされるタイミングもいろいろあります。
「予約しているのに何で?」
って思いますよね。
何でこのタイミングで待たされるのか私の経験と、待たされ方のリアルな声も紹介していきたいと思います。
美容室で受付した後に待たされるケース
予約時間前までに来店したのに待ち合いのソファーで待たされたり、席に案内はされたけど鏡の前でずっと待たされることなどがありますよね。
はっきり言います!
予約の時間になって席に案内されるだけでは意味ないです。
時間になったらカウンセリングや施術をすぐに初めてもらわないと待たされたと思ってしまいますよね。
とりあえず席に案内したからセーフなんてことはありません。
実際に施術やカウンセリングをすることがスタートです!
当たり前のことを話していると思うのですが一部の美容室ではこれができていないので、トラブルになったりしてしまいます。
美容室で施術の間で待たされる
施術は始まったけど他のお客様の施術をするので合間合間で待たされるってことも多いと思います。
長時間放置されてると忘れられたのかと不安になります。
また露骨ににアシスタントなどに時間稼ぎのようなマッサージをされたりとかもあります。
これは早く帰りたい人にとってはただ苦痛なだけです。
お客様を一人にしてしまうと不安な気持ちになってしまうので、スムーズな流れで施術が終わるように対応していただきたいですね。
予約したのに待たされないようにするには
では美容室で予約して待たされないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
対策について詳しく説明していきますね。
スタイリスト・お店を変える
予約しても毎回待たされるような美容室やスタイリストにはお願いしないようにしましょう。
施術の内容も大事ですが待たされて嫌な気分になるのなら、いっそ別のお店やスタイリストを選んだ方が満足できると思います。
お店やスタイリストをきちんと選ぶことは大事です。
待たされにくいお店の特徴
- 完全予約制
- シェアサロン
- アシスタントを採用していない
完全予約制のお店は予約以外のお客様がいないので、無理にお客様を施術するということが無いので待ち時間はほとんどないでしょう。
シェアサロンとアシスタントを採用していないサロンは最初から最後までマンツーマンでスタイリストが施術してくれるのでお客様を掛け持ちしたりすることも少ないです。
待ち時間や間で待たされたりすることも少なる傾向にあります。
予定があると事前に伝えておく
予約をする時に、
「この日は予定があるので○○時までに仕上げてほしいです。」
などとはっきりと終わりの時間を指定することで、それまでに仕上げてもらえる状態にするとかなり効果的です。
終わりの時間を指定することで、施術時間とその日の混雑状況を加味して予約を取ることにもなるので当日待たされることはほとんどなくなると思います。
予約の時間に遅刻をしたら待たされる
予約の時間に遅れてしまうと、自分以外のお客様がいる場合待たされてしまう可能性が高くなってしまいます。
美容室が混雑している日だと美容師さんは段取りを組んでお客様をこなしていくので、遅刻すると遅刻した時間以上に待たされてしまうこともあります。
美容師さんの心理としても遅刻してきたからちょっと待ってもらってもいいかなと、考えてしまうこともあるので予約の時間には遅れないようにしましょう。
また予約に遅れる場合は必ずどのくらい遅れるのかをお店側に連絡してあげましょう。
連絡を入れることで他の方を先に施術したり施術の順番を調整することでスムーズにお店が回ることになるので遅刻したときの待ち時間が少なくなる可能性が高いです。
まとめ
待たせてもいいと思っている美容室や美容師が存在していることには正直驚きですよね!
多くの美容師さんはお客様を待たせていいとは思っていません。
もしあなたの通っている美容室でそういう雰囲気が感じられたら新しいスタイリストやサロンを視野に入れることも必要かもしれません。
私は待つのは嫌いなタイプなので理不尽に待たされる美容室にはいかないですね。
待たされるお店に通い続けて時間を無駄に浪費するのはもったいないと思います。
たとえ価格が安かったとりしても時間はお金にかえられませんからね!