美容室で汗だくになって恥ずかしい経験をしたことはありませんか?
汗が止まらないと、「美容師に迷惑をかけているのではないか?」と不安になります。
申し訳ない気持ちがこみ上げ動揺すると、ますます汗が止まらなくなります。
しかし、美容室で汗が止まらない原因はあなたの体質だけではありません。
美容室では夏の暑い時期に限らず、冬場でも汗をかきます。なぜなら、美容室店内が暑い環境を生み出しているからです。
この記事では、美容室で汗が止まらないお客様は、美容師に迷惑をかけているのかについてお伝えします。
さいごまでお読みいただければ、汗をかく原因、汗が止まらないときの対策も習得できます。
汗をかいても美容師は迷惑と思わない
夏場の暑い時期は9割のお客様が汗をかいて来店するので、迷惑だと感じる美容師はほとんどいません。
汗をかいて来店するのは当然と考えています。
「汗が好きか?」「汗に触りたいか?」と聞かれると違いますが、暑い中の来店に対して感謝の気持ちが大きいです。
美容師は汗をかいている人は暑い、緊張していると考えていて、汗を早くおさえるように対応します。そのため、お客様が不安に感じる必要はありません。
汗だくの状態で施術を開始すると、汗が止まらなくなり施術が進みません。お客様はさらに困ります。
美容師は汗がひいてから、施術を始めたいです。汗をかいているお客様が嫌、迷惑とは思っていないので安心して汗がひくのを待ちましょう。
美容室に来店してからも汗をかく
美容室来店前は汗をかいていないお客様も、来店してから汗をかくことがあります。店内で汗をかくので外気温は関係ありません。夏でも冬でも汗をかいてしまうのです。
下記に示したとおり、来店してから汗をかく原因は美容室にあります。
- タオルを首に巻く
- 美容室でシャンプーして汗をかいてしまう
- クロスをつけて暑くなって汗をかいてしまう
- ドライヤーの熱風で汗をかいてしまう
クロス(ケープ)は密閉性が高く暑い
施術中に使うクロスは全身を覆うので暑いです。それにくわえて、首にタオルを巻いているため、汗だくになるのも無理はありません。
クロスは液体や薬剤が付いてもが染み込まないように、密閉性が高い構造です。お客様の衣類を汚さないためにも、基本的には外せません。
お湯を使用するシャンプー、熱風を当てるドライヤーのときもクロスの影響でより暑くなります。暑すぎて具合が悪いときは、美容師に申し出るようにしてください。
冬場でも店内が暖かく汗をかきやすい
冬場は暖房を使用して店内を暖かくしています。服装との兼ね合いで体温調節がうまくいかず、冬でも暑くて汗をかいてしまうお客様は多いです。
美容室は季節を問わず汗をかきやすい場所です。
美容室で汗をかかないための自己対策
美容室が汗をかきやすい場所でも、なるべく汗はかきたくありません。
次項から美容室で汗をかかないための対策を紹介します。服装と持ち物で対応できる、簡単な対策です。
体温調整できる服装
汗をかいても、体温調整ができる服装で来店しましょう。上着を着るのであれば、簡単に脱ぐことができる服を選びます。
前が完全に開かない服を着ていると、途中で脱ぐのは無理です。ボタンやジッパーで簡単に開閉できる服がおすすめです。
カットの施術中は上着を脱ぐのは無理です。しかし、カラーやパーマの待ち時間であれば暑いと感じたらクロスを外して上着を脱ぐことは可能です。
クロスを外すときは、必ず美容師に声をかけましょう。自分で外すと衣類が汚れる危険があります。
汗を拭くアイテムを持参
涼しい服装で来店しても、汗をかかないということはありません。
汗をかいても拭けるように、タオルやハンカチを持参しましょう。バッグと一緒にフロントに預けずに、自分手元に置いてください。
扇子や小さいうちわを持参することもいい対策です。暑いときに仰いで風で涼むことができます。
美容師が施術しているときは使えませんので、待ち時間で利用しましょう。
汗が止まらないときの美容師の対応
美容室で汗だくになったときは、自分だけでは対応しきれません。
このときは、美容師がさまざまな方法で涼しくすることで汗をおさえます。
汗の対応で気を使わせてしまって申し訳ないと考えるかもしれません。しかし、美容師は接客業なので、お客様からの気遣いは不要です。気配りをありがたくうけとりましょう。
エアコンがあたる涼しい席に案内
汗がひかないときは、涼しくすることが一番です。
エアコンの風がよく当たる席に座り、火照ったからだを冷やしましょう。席に座ることで落ち着きも取り戻せます。
緊張や動揺から汗がでてしまうこともなくなります。
タオルや冷えたおしぼりを提供
汗だくの状態だと小さなハンカチで汗を拭いても間に合いません。美容師は察して、タオルを貸してくれます。
店舗によっては夏場に冷たいおしぼりを提供しています。首に当てからだを冷ますことで、汗をおさえることができます。
ぬるま湯でシャンプー
汗をかいていると、シャンプーをする前に「お湯の温度を低くしましょうか?」と美容師が声をかけてくれます。
カットの前に洗うシャンプーに限らず、パーマ液やカラー剤を流すときもぬるま湯で対応できます。温度が低すぎなければ問題ありません。
ドライヤーの冷風を扇風機のかわりに
ドライヤー作業前やシャンプー後に汗をかいていると、ドライヤーの冷風を利用して涼しくしてくれます。
汗をかいて濡れているので、乾かすこともできます。ドライヤーの冷風機能はかなり涼しいので自宅でも活用できます。
まとめ
美容室で汗が止まらない原因は体質よりも下記の施術環境が影響しています。
- タオルを首に巻く
- シャンプーをする
- クロスをつける
- ドライヤーを使う
美容師はお客様が汗だくで迷惑とは考えません。汗がひいた状態で施術をしたいと考えているので、涼しく過ごせるように気配りをしてくれます。
汗をかいたまま施術をうけるのは不快です。体温調整ができる服装で来店する。汗を拭けるようにタオルやハンカチを持参する。自分でも対策をして美容室の暑さを乗り切りましょう。
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