シャンプーの液体の色は透明と白濁色があります。透明色のシャンプーと白濁色のシャンプーの決定的な違いは成分です。
この記事では成分の違いころで髪への影響があるかお伝えします。
透明色シャンプーと白濁色シャンプーの違いを知れば、シャンプーを選びの基準にもなります。日々の生活の豆知識の1つとして活用してみてください。
透明シャンプーと白濁色シャンプーの違い
透明色シャンプーと白濁色シャンプーの違いは以下の2つです。
- 油分の量
- パール化剤の使用・不使用
シャンプーに含まれている油分の量が多いと、光が通過できずに屈折するため濁って見えます。
シャンプーに含まれる油分は、主にシリコン成分です。シリコン成分が含まるシャンプーは油分の影響で白濁色のシャンプーになります。
逆にシャンプーに含まれる油分が少ないと、光が通過するので透明に見えます。シリコンが使用されていないノンシリコンシャンプーは透明な製品が多いです。
もともとシャンプーの主成分は水なのでシャンプーは透明なのが一般的です。油分の量とシャンプーの色の関係性は下記の通りになります。
- 油分(シリコン)が少ないシャンプー⇒透明なシャンプー
- 油分(シリコン)が多いシャンプー⇒白濁色のシャンプー
また、パール化剤という成分もシャンプーの透明度に関係しています。パール化剤はシャンプーに入っているとキラキラと高級感のある見た目になる成分です。
シリコンを使用して色が濁ったシャンプーにパール化剤を使用することで、欠点である見た目を改善できます。
パール化剤はヘアケア成分としてはシャンプーに必要のない成分です。しかし、パール化剤は髪や頭皮に悪影響があるというわけでもありません。
美容室では透明シャンプーの使用が多い
美容室で使用しているシャンプーは透明な製品が多いです。
その理由はパール化剤のような不必要な成分を含んでいることが好ましくないからです。パール化剤が髪に悪影響がないとはいえ、必要のない成分を含んでいることはイメージがよくありません。
『透明シャンプー』=『良いシャンプー』とは言い切れませんが、ヘアケアに重点を置いた成分を使用しているシャンプーは透明なことが多いです。
私が働いていた美容院でも透明なシャンプーを使用していました。
市販のシャンプーは白濁色が多い
市販のシャンプーには白濁色のものがあります。売れ筋の安価なシャンプーなどでも白濁色の製品をよく目にします。
製造者からすれば、シリコンを使用することで使用感の良いシャンプーを安価に生産できるのは大きなメリットです。シリコンを使用すると濁って見えるので、当然パール化剤を使用して高級感を演出します。
しかし、市販の白濁色のシャンプーが悪いというわけではありません。
透明シャンプーの方がヘアケアに適した成分を使用しているのです。
白濁色シャンプーの使用を心配する必要はありません。実際に私も10年以上、市販の白濁色シャンプーを問題なく使用していました。
現在は市販の透明シャンプーを使用しています。最近では市販の透明シャンプーが増えてきているのです。
おすすめの透明シャンプー
市販されている透明色で人気のシャンプーを3つ紹介します。
まとめ
透明なシャンプーと白濁色のシャンプーの違い
- 油分の量
- パール化剤の使用・不使用
この2点がシャンプーの透明と白濁色の違いを生み出しています。
シャンプーに使用されている油分の多くはシリコンです。
シリコンを使用しているシャンプーは白濁色が多く、ノンシリコンシャンプーは透明になります。
パール化剤はシャンプーをきれい見せて、高級感を演出するための成分で髪に悪いわけではありません。
透明シャンプーはノンシリコンシャンプーや不要なパール化剤が使用されていない点でヘアケア的には良いと判断できます。
シャンプーを選ぶ際の豆知識として、活用してみてください。
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