シャンプー台の種類によって洗い方や流し方が違うのをご存じでしょうか?
美容室でのシャンプーが気持ちよかったかどうかは、美容師のスキルだけでなくシャンプー台の種類によっても変わります。
美容室のシャンプーがいまいちという方は、シャンプー台が合っていない可能性もあります。
>>>美容室のシャンプー台が苦手!苦しさやめまいの原因と対策を解説
この記事では、美容室のシャンプー台の種類と特徴について紹介していきます。
自分にはどのシャンプー台が合うのか見つけてみてください。
美容室のシャンプー台2種類の違い
美容室のシャンプー台の種類は洗う時の美容師の立ち位置によって下記の2種類に分かれます。
- サイドシャンプー
- バックシャンプー
サイドシャンプーとバックシャンプーの違い | ||||
---|---|---|---|---|
種類 | サイドシャンプー | バックシャンプー | ||
立ち位置 | 横 | 後ろ | ||
水圧 | 強め | 弱め | ||
シャンプー時間 | 短め | 長め | ||
首への負担 | あり | 少ない | ||
洗い方 | 左右の手で違う向きにこする | 左右の手で同じ向きにこする |
サイドシャンプーは洗浄効率重視
サイドシャンプーは美容師の立ち位置が横です。
横から洗うのでサイドシャンプーと呼ばれています。
水圧が強くカラーやパーマの薬剤を効率よく洗い流すことができます。
お客様と美容師の顔の距離が近くなるので、圧迫感があるので、フェイスガーゼは必須です。
また、洗い方も上下に左右の手が違う動きをするので、力が入りやすいです。
普段自分の髪を洗う時と同じ手の動きです。
しっかりと洗ってほしい、早く施術を終わらせたいという方にはサイドシャンプーがおすすめです。
バックシャンプーはリラクゼーション重視
バックシャンプーは美容師の立ち位置が後ろです。
お客様の頭の後ろ側から洗うのでバックシャンプーと呼ばれていて、椅子に座ったまま上半身だけリクライニングします。
バックシャンプーはサイドシャンプーに比べて美容師とお客様の距離が少し遠いです。
そのため、圧迫感が少なくフェイスガーゼも不要でリラックスできます。
サイドシャンプーより水圧が弱いので、水しぶきや音も気になりません。
その分汚れが落としにくいので、カラーリング後のシャンプーなどでは多少時間がかかることもあります。
また洗うときの手の動きが、左右同じ動きになるので力が入りにくいです。
普段髪を洗うときとは動かし方が異なります。ごしごしと洗うことより、頭皮をマッサージするリラクゼーション効果重視のシャンプー台です。
シャンプーで癒されたいという方には、バックシャンプーがおすすめです。
フルフラットのシャンプー台はヘッドスパ向き
フルフラットのシャンプー台は頭から足まで体を完全に水平にできます。お客様が完全に寝た状態になることで、首やからだへの負担が少なくなりとてもリラックできます。
長時間の施術でも首への負担が少なく、ヘッドスパを導入している美容室ではフルフラットのシャンプー台を採用していることが多いです。
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フルフラットシャンプーで有名なのが、夢(YUME)シャンプーです。
私の通う美容室でもこちらのシャンプー台を採用しています。椅子が水平まで傾くのでからだへの負担が一切ありません。
夢(YUME)シャンプーのYUME SUITE(ユメ スイート)にはサイドシャンプー用とバックシャンプー用があるので、導入している美容室は多いです。
インスタやTwitterなどで#YUMEシャンプーなどで検索すれば、導入している美容室を探すことができます。
座ったままでOK移動式のシャンプー台
移動式のシャンプー台は、シャンプーボウルと呼ばれるシャワーが取り付けられた部分を移動できます。
お客様が移動することがなくなり、同じ場所で施術を受けられるので、効率がいいです。
作業スペースを有効に活用したいという理由で導入する美容室もあります。
まとめ
美容室のシャンプーの種類は、サイドシャンプーとバックシャンプーの2種類です。
どちらが優れているかは目的によって変わります。
力強く洗えるのはサイドシャンプー、リラクゼーション効果が高いのはバックシャンプーです。
美容室のコンセプトや施術内容の比率により、設置してあるシャンプー台は異なります。
自分の利用している美容室ではどのシャンプー台が設置されているのか、どのシャンプー台が自分には合っているのか見つけてみましょう。
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