髪にワックスをつけたまま、洗い流さずにそのまま朝まで寝てしまった。
仕事で疲れていたり酔っぱらったりすると、うっかりやってしまうこの行為。実は意外と危険です。
この記事では、髪にワックスを付けたまま寝ると起こるデメリットをお伝えします。
ワックスをつけたまま寝ると起こる4つのデメリット
髪にワックスを付けたまま寝ると下記の4つのデメリットがあります。
- 肌荒れ
- 毛穴詰まり
- 髪が傷む
- 悪臭
頭皮だけでは済まない肌荒れの原因
ワックスが髪に残った状態で朝を迎えると、1日の頭皮の汚れとワックスが髪に蓄積します。
そのため、髪に油分を好む雑菌が繁殖しやすいです。
髪に着いたワックスが汗で頭皮に流れ雑菌が繁殖し、肌荒れの原因になります。
さらに、雑菌が繁殖した髪が首や顔に付くと、頭皮だけでなく顔や首も肌荒れするので注意が必要です。
寝汗と混ざり毛穴詰まりの原因に
就寝中はたくさん汗をかきます。寝汗とワックスが混じると頭皮に流れることがあります。
流れ出たワックスの油分が固まり、毛穴をふさぐと危険です。毛穴が詰まり、頭皮が呼吸ができません。
人間が呼吸をするのと同様に、頭皮も健康を保つために呼吸が必要です。
さらに、毛穴詰まりは髪の成長を邪魔し、間接的に抜け毛の原因になります。抜け毛が増えれば薄毛にもなります。
毛穴が詰まりを放置すると、毛穴に入り込んだ脂が酸化します。フケやかゆみの原因にもなるため危険です。
摩擦が髪の毛が傷める
髪にワックスが付くと、指通りが悪くなります。
寝返りをすると髪が摩擦で傷みます。そのため、切れ毛や枝毛のリスクも高まるのです。
また、髪にワックスが付いたまま横になると、髪が潰れ引っ張られます。
頭皮が炎症し痛くなるので注意が必要です。
寝具が汚れて悪臭の原因に
髪を洗わずにワックスが付いた状態で朝を迎えると、自分の髪や頭皮だけでなく使用した枕や布団も汚れて不衛生になります。
寝具に付着した汚れをエサにして、ダニや細菌が繁殖し悪臭が発生します。
髪にワックスを使ったら必ず洗い流す
ワックスで髪をスタイリングしたら就寝前までに必ず洗い流しましょう。
そのまま就寝すれば、肌荒れや悪臭などを引き起こします。
「今日は疲れてしまったから明日にしよう。」という考え方は髪や頭皮のためにも改めてください。
また、朝シャンプーする理由で就寝前にワックスを洗い流さないのもNGです。
もしワックスを付けたまま寝た場合は、すぐに髪や頭皮をシャンプーで清潔な状態にしましょう。
髪にワックスが付いたまま時間が経過すると洗い流すのが大変です。1回のシャンプーでは落としきれないため、2回洗い流しましょう。
手順は次のとおりです。
- すすぐ
- 軽めにシャンプー
- しっかりとシャンプー
- すすぐ
汚れた寝具も洗う
枕や布団などの寝具も細菌や頭皮の油分で汚れるので、洗濯して清潔にしましょう。
髪を洗っても不衛生な枕で寝れば、汚れが髪に移り悪臭の原因となるからです。寝具も髪と同様に清潔にしてください。
まとめ
ワックスを髪に付けたまま次の日の朝まで寝ると、髪や頭皮に悪影響を与えます。下記の4つのデメリットを引き起こすので危険です。
- 肌荒れ
- 毛穴詰まり
- 髪の毛が傷む
- 悪臭
とくに毛穴詰まりは抜け毛の原因になります。抜け毛が悪化すると薄毛にもなり、どんどん悪い方向に進みます。
ワックスを使用したあとは、その日のうちに必ず洗い流してください。
就寝前は頭皮や髪を清潔に保ちましょう。
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