
美容室に来店て、受付を済ませてから一番最初に行うのが美容師とのカウンセリングです。
美容室のカウンセリングは苦手だという方は意外と多いです。
- 美容師に何を伝えればいいのか
- 美容師の質問にどのように答えればいいのか
ほとんどの場合、この2つのことが原因で苦手だと感じています。
この記事では美容室のカウンセリングの苦手を克服するために必要なポイントをまとめました。
美容室のカウンセリングの上手な伝え方について解説していきます。
目次
美容室のカウンセリングが苦手!上手に伝えるポイントは?
美容室のカウンセリングで上手に伝えるために必要なポイントは以下の3つです。
- ヘアスタイルを決める
- メニューを決める
- 施術時間・料金の確認
美容室でのカウンセリングが苦手という方はまずこの3つのポイントを整理しましょう。
カウンセリングでヘアスタイルを上手に伝える方法
自分のやりたいヘアスタイルを伝えるときは長さや色だけを伝えればいいと思っていませんか?
じつはそれだけでは少し足りないかもしれません。
例えばあなたが、ヘアカタログの写真を見せて
『この髪型でこの色にしてください』
と伝えても、仕上がりがあなたのイメージ通りになるわけではありません。
なぜなら、髪型が同じでも骨格や髪質・頭のかたち・髪の量や太さなど、様々な要素でヘアスタイルの見え方は違ってくるということです。
髪の色を伝えるときでも同じことがいえます。
髪の色を伝えるときに、写真でこの色にしたいと伝えても、あなたと美容師では色味や明るさの見え方が違っている可能性があります。
できるだけあなたと美容師のイメージの違いを無くすために突き詰めてカウンセリングをする必要があるということです。
髪型・ヘアスタイルをカウンセリングするときに次のことを美容師に伝えてあげると上手に伝わります。
- あなたの好み
- 普段のスタイリング方法
- 髪型で悩んでいること
この3つを伝えることで、あなたがどんな人なのか美容師に伝わります。
あなたの好みを伝えるときには普段の服装やメイクなどをふまえて伝えるとヘアスタイルのイメージを共有しやすいと思います。
また、いつもはどのようにしてヘアスタイルを作っているのかもヘアスタイルをつくるときには大事な要素です。
『髪型のセットに時間をかけたくない』
『ワックスを使っている』
など普段のスタイリングの方法を伝えてあげましょう。
これをカウンセリングで伝えることで、自分が自宅でスタイリングしやすいように仕上げてもらえます。
そして、髪の悩み・過去に失敗された・これだけはやめてほしいなど、困っていることは必ずカウンセリングで相談しましょう。
『髪の毛が跳ねてしまう』
『髪の色が黄色っぽいのはヤダ』
『髪の毛が染まらなかった』
これらの情報は美容師にとって、とても大きいものになります。
美容師さんが知りたいのはあなたの好みだけではなく、嫌いなことも知っておきたいということです。
お客様の好みや・苦手をカウンセリングで伝えることで、ヘアスタイルのイメージの共有につながっていきます。
しっかりと相談してから施術をはじめてもらいましょう。
カウンセリングで施術するメニューを決める
やりたい髪型のイメージが決まったら美容師さんがおすすめのメニューを提案してくれます。
カットで解決できる場合はカットだけで仕上げてもらうのが一番いいと思います。
でも、自宅でのスタイリングなどのことを考えてパーマや縮毛矯正などのメニューをを提案される場合もあります。
もちろんあなたにとってプラスになることを提案してくれているのであれば、そのとおりにお願いするのもいいと思います。
でも価格や時間などのこともあるので最終的に判断するのはあなたです。
もちろん他にこうしてみたいなどのあなたの考えがあれば積極的に提案して伝えましょう。
大事なのはあなたの意見、考えを伝えることです。
後悔しないためにも、自分の考えはカウンセリングときに伝えておきましょう。
カウンセリングで施術時間と料金の確認しよう
美容室のカウンセリングで忘れていけないのが料金と時間の確認です。
美容師さんから詳しい説明があればそれに越したことは無いのですが、メニューが決まったらそのまま施術を始めてしまうといったケースもあるので、料金と時間は確認しておきましょう。
自分が考えていた以上に時間や料金がかかってしまって後で後悔してしまうなんてことが起きないためにも必ず確認しておく必要があります。
料金が高いと感じた場合は断ることも考えましょう。
美容に対する価値観には個人差があるので自分の考えている範囲内で仕上げてもらうことがベストな選択です。
カウンセリングで美容師の質問に上手に答えるには?
カウンセリングが苦手という方は美容師の質問になんて答えていいのかわからないという人が多いです。
こういった場合は質問の答えをある程度考えておくと上手くいきます。
質問の答えを考えておくとカウンセリングがスムーズにいきます。
美容室で聞かれて困ってしまう質問はこのようなことだと思います。
- 『今日どうしますか?』
- 『長さどうします?』
といったように漠然とした質問とかが困ってしまいますよね。
この時に美容師さんが何を知りたいのか、どういうふうに答えたらいいのかについて解説していきます。
まずは
『今日はどうしますか?』
これは決まり文句のよう最初に聞いてくると思います。
これは『今日は何のメニューをしますか?』ということです。
『髪の毛を染めたい』『髪の毛を短くしたい』『パーマをかけたい』など目的を伝えましょう。
決めていない人はまだ決めていないのでと答えて相談するようにしましょう。
『長さはどうしますか?』
これも定番で聞かれることが多いので答えを考えておきましょう。
『長さは?』と聞かれたときに、何センチくらい切りたいのかを伝えるのはおすすめできません。
具体的に『肩くらいの長さにしたい』『首が隠れるくらいの長さにしたい』など、体の部位を使って説明するとより伝わりやすいです。
後は前髪・サイド・トップ・襟足などの部分ごとに長さを相談しながら決めていくといいですね。
この時に自分のこだわりがあれば『ここは短くして欲しい』など、自分の意見を伝えましょう。
相談していくうえで自分のイメージとは違う提案もされるかもしれないのでそういった場合は断る勇気も必要です。
美容室でのカウンセリングは必要!
美容室での髪型の失敗の原因の大半がカウンセリング不足によるものだと言われています。
ヘアスタイルを作るうえで美容師とカウンセリングでコミュニケーションをとることが重要だと言えます。
カウンセリングの失敗=髪型の失敗
カウンセリングをしない=カウンセリングの失敗
カウンセリングをすることで、髪型のイメージを美容師さんと共有することができます。
あなたのイメージしている髪形に仕上げるにはカウンセリングは必要不可欠であると言えます。
美容室でカウンセリングだけするのはあり・なし?
結論からお話しすると美容室でカウンセリングだけするのはありです。
例えばあなたがカラーの予約をして美容室に来店してカウンセリングを受けたとしましょう。
でもカウンセリングの結果、自分が希望していた施術は受けることができませんでした。
美容師さんに代わりの提案をしてもらったのですが、自分には合わないし嫌という場合はカウンセリングだけで終わってしまいますとね。
- 美容師さんに相談してみたけど上手くまとまらなかった
- 希望通りに施術してもらえそうになかった
こういった場合は、カウンセリングだけするということになります。
あとは、事前に相談してから後日また施術をしてもらうという方もいます。
美容師さんに相談してから家でゆっくり考えたいという人などは事前に1度相談するのはありですね。
まとめ
最後にカウンセリングのポイントをまとめてみたのでおさらいするつもりで確認してみてください。
カウンセリングのポイント
- ヘアスタイルを決める⇒写真などを使って自分の好みだけでなく嫌なことも伝える。カウンセリングのポイント
- メニューを決める⇒美容師の提案が自分の意見と違う場合もあるのでやりたくない場合はカウンセリングだけで終了するのもあり。
- 施術時間・料金の確認⇒料金と時間は説明がない場合は必ず確認をしてから施術を始めましょう。
美容室でのカウンセリングは美容師さんとコミュニケーションをとって自分のやりたい髪型のイメージをお互いに共有することがゴールだと思ってください。
短い時間でイメージを伝えることは簡単なことではありません。イメージと違うことや嫌なことには『NO』と伝えることが大事です。
自分の意見を伝えられるようにしましょう。