美容室に設置する鏡は様々な種類が販売されており、選ぶ際に迷います。
この記事では、美容室におすすめの鏡と選び方を紹介していきます。
機能性とデザインを兼ね備えた鏡を選択し、快適なサロンワークにつなげましょう。
美容室に設置する大きい鏡の種類
美容室のセット面で使用する大きい鏡は3種類あります。
- 自立式
- 壁掛け式
- ドレッサー
ドレッサータイプの鏡
美容師が使用する手鏡やドライヤーを収納できるだけでなく、お客様のために雑誌やタブレットを置けるテーブルが一体になっています。
さらに、コンセントも付いているので電源としても利用可能です。
とにかく便利なのですが、テーブルと一体化になっているので、重量が重く移動がしにくいというデメリットもあります。
他の鏡と比べると価格が高いですが、セット面と別にテーブルを購入する必要がありません。
壁掛け式の鏡
壁掛け式の鏡は店内のスペースを有効活用する場合には最適です。
壁に設置するので、場所を取りません。
しかし、壁にしか設置できないので、レイアウトは限られます。
セット面の鏡として使用する場合は、椅子やテーブルを別で選ぶ必要があります。
自立式の鏡
鏡をフレームや台にはめこんで設置するタイプが主流です。
- 移動が簡単にできる
- 鏡の角度が調整できる
- 価格が安い
セット面だけではなく、入り口に設置する全身用の鏡におすすめです。
通販で人気の美容室におすすめの鏡6選
美容室におすすめの鏡を6点と鏡選びのポイントを紹介します。
大きい鏡選びのポイント
美容室で使用している大きい鏡のほとんどは、厚さが5ミリ以上あります。
鏡は厚みが厚いほど程歪みが少なく綺麗に映ります。
逆に、5ミリ以上の厚さがないと鏡を下地に設置する際に歪んでしまいます。
美容室の鏡はお客様が姿を確認する重要なアイテムです。
綺麗に写るように歪みが少ない5ミリ以上厚さを選択しましょう。
サイズ・高さで選ぶ
美容室に設置する鏡のサイズは半身用と全身用があります。
設置する場所や用途によって鏡のサイズを選ぶ必要があります。
全身が映る鏡のサイズは身長によって変わるため、高さが重要になってきます。
美容室は子供から大人まで来店するので、140 cm〜180 cmまで映し出せるサイズが理想的です。
50cmの高さに鏡を設置した場合に全身が映るのに必要なサイズは次の通りです。
- 幅・・・30cm
- 高さ・・・130cm
設置する高さを変えることで、映りを微調整できます。
鏡の幅は肩幅の半分以上があれば映ります。25cm以上あれば問題ありません。
余裕を持つなら30cmあると良いでしょう。
身だしなみがチェックできる全身鏡
店舗の入り口に設置する鏡は服装や髪型、身だしなみもチェックできる姿見タイプの鏡がおすすめです。
姿見を設置していない美容室もあります。
必ずしも設置しなければならないわけではありません。必要に応じて設置しましょう。
機能で選ぶ
毎日、効率よくサロンワークが出来るような機能性がある鏡を選びましょう。
コンセントがあり電源が取れる
GUREIN(グレイン)BEAUTY GAREGE
配線を引く必要はありますが、コンセントがあればドライヤーの電源として利用できます。
お客様の充電用としても活用可能です。
キャビネットタイプだと電源が設置できる構造になっているものもあります。
主な機能
- 選べる4色(ホワイト・ナチュラル・ダークブラウン・ライトブラウン)
- コンセント使用可能
- 携帯充電機能
- 収納棚(A4サイズ)
- 側面にバックミラー収納可能
- ドライヤーフック付き
- 上部に小物収納可能
- アジャスター付きで調整可能
雑誌・ドライヤー・鏡が収納できる
机の横に収納可能な箱があります。雑誌だけでなく、ドライヤーやバックミラーを収納しておくのにも便利です。
収納物を覆うので店内の雰囲気を邪魔しません。
バックミラーの収納
【シャービック】天然木製両面ドレッサーLUOUISⅡ(ルイⅡ)BR
鏡の裏面にバックミラーの収納スペースがあると便利です。
使いたいときにすぐ使える。場所を取らないし考える必要もない。
主な機能
- 同じテイストのバックミラー付き
- 鏡の裏にバックミラー収納可能
- ドライヤー収納可能なフック付き
- 高さ調整可能なアジャスター付き
- 移動可能
フレームの色・デザインで選ぶ
店内の雰囲気に合うようなデザインで統一感が出せる鏡を選びましょう。
落ち着きのあるウッド調
ウッド調のデザインのフレームは人気があります。木の色味によってかなり雰囲気がかわります。
こちらのイーゼルタイプの鏡はダークブラウンのフレームで落ち着いた雰囲気でオシャレです。
アンティーク調のゴールド
アンティーク調のゴールドのフレームはゴージャスな印象を演出してくれます。
壁掛け式の鏡なのでセット面にはもちろん、店内の化粧室の鏡にも最適です。
ブランドで選ぶ
タカラベルモント
タカラベルモントは美容室向けの様々な内装設備を提供しているブランドです。デザインだけでなく機能性も考えられて製造されているため、クオリティーが高いです。
JSF MIRROR
journal standard Furnitureとのコラボレーションで製作されたファッション要素を取り入れた自立式の鏡です。
スライドテーブルがついているのが特徴です。
サイドにドライヤーフックも付いているので機能性も良いです。
中古の鏡
鏡は中古でも購入できます。
中古の鏡のメリットは、価格を抑えることができる点です。
出店時の費用は高額です。鏡以外にも必要な内装の設備はあります。
新品の鏡を購入するに越したことはないのですが、中古品の鏡で自身の美容室に合うものがあれば購入して、費用を抑えるのはありです。
新規のオープンの店舗だけでなく、既存の店舗のリニューアル時にも費用を抑えるために利用できます。
「中古の鏡だとクオリティーがいまいちなのでは?」
と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
新品と変わらない状態の中古の鏡も多数あります。
中古品のデメリットは点数が少ないことです。大規模な美容室で同じ鏡を揃えることは難しいです。
しかし、小規模な美容室などで、数量を必要としない場合は掘り出し物に巡り会える可能性があります。
中古の鏡はビューティーガレージなどで取り扱いしています。
鏡が嫌いなお客様は多い
ネットを検索していると、美容室の鏡を嫌いという声が多数確認できました。鏡に写った自分の姿に嫌悪感を持つことが原因のようです。
「鏡に映った肌の色が悪い。」
「顔色が悪い。」
「太って見える。」
鏡に写った自分の姿を見てこのように感じてしまっては、印象が悪いです。
写りが悪い原因は鏡の歪みと色味の2点です。
- 歪みが少ない5ミリ以上の厚さの鏡
- 青みが出ない加工がしてある
この2点を基準に鏡を選ぶことで、写りの悪さを改善できます。
鏡を傾ける場合も注意しましょう。
傾ける角度が大きくなると歪んで映る原因になるので、なるべく平らに設置できるようにしましょう。
まとめ
美容室の鏡はお客様が自分の姿を確認する重要なアイテムです。良いヘアスタイルに仕上がったとしても、鏡の映りが悪いと意味がありません。
店内の統一感を出すためにデザインやサイズを考慮して、自身のサロンに合った鏡を選んでレイアウトを決めましょう。
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