美容室でお客様向けにタブレット端末を運用するケースが増えています。
この記事では、美容室でのタブレットの有効な3つの使い方と活用方法を紹介します。
- カウンセリング
- 顧客管理
- 待ち時間
タブレットをカウンセリングやお客様の待ち時間に活用することでサロン環境の向上につながるので参考にしていみてください。
タブレットをカウンセリングで活用
タブレットをカウンセリングに使用することで、お客様の髪型のイメージをより確実に共有することができます。
口頭で髪形を伝えてヘアスタイルのイメージを共有することは、失敗も多く難しいです。
ヘアカタログを使って写真を見ながらヘアスタイルを提案して、決めた方がわかりやすいし失敗も少なくなります。
ここでタブレットの登場です。
雑誌のヘアカタログでも悪くないのですが、デジタルヘアカタログを利用した方が情報量も多く効率よくヘアスタイルを見つけることができます。
ヘアカタログとして活用
タブレットはカウンセリングの時にデジタルヘアカタログとして活用することができます。
たくさんのヘアスタイルの中から自分のイメージに近いも髪型を選ぶことができます。
デジタルヘアカタログのメリット
- 髪型の種類が多い
- トレンドの髪型がわかる
デジタルヘアカタログの使い方
- ウェブページを利用する
- 雑誌をダウンロードする
- ヘアスタイルの画像を集める
Googleなどで、ヘアカタログと検索すれば簡単に利用できます。
「ビューティーボックス」などのウェブページからヘアスタイルを選ぶことができます。
髪の長さ、頭のかたちなどカテゴリーごとに検索可能できるのでかなり便利です。
また、雑誌読み放題アプリからヘアカタログをダウンロードして利用する方法もおすすめです。
ヘアスタイルの画像を集めてオリジナルのデジタルヘアカタログを作ることも可能ですが、時間と手間がかかります。
最初は手軽に始められる、ウェブページや雑誌読み放題アプリの利用がおすすめです。
カラーチャートとして活用
ヘアスタイルでお客様とのイメージの共有が難しいのがヘアカラーの色味です。
カラーチャートで色見本を見せても、全体的なヘアスタイルのイメージは伝わりにくいです。
少量の毛束と髪型全体では色味見え方は変わってきます。
タブレットで全体的な髪型の色味を見ることで、お客様とのイメージの違いの溝をうめることにつながります。
また、トレンドのヘアカラーの髪型を事前に準備してまとめておくと、提案するときに便利に活用することができます。
顧客管理に活用
タブレットは電子カルテに活用すれば顧客管理もできてしまいます。
本格的な電子カルテのPOSサービスから、無料で利用できる便利なアプリまであります。
手軽に始めるなら無料の電子カルテアプリがおすすめです。
電子カルテアプリとPOSシステムは機能の違いは様々あるのですが、使い方に大きな違いがります。
- PCで入力するか
- スマホ・タブレットで入力するか
という点が違います。
電子カルテアプリならスマホから簡単に入力できるので、PCが1台しかない場合でも問題ありません。
営業終了後に入力する場合でもスマホから各自入力することができます。
無料の電子カルテアプリは「KaruteKun(カルテ君)」がおすすめです。
KaruteKun(カルテ君)の機能
- 電子カルテ機能
- 予約台帳
- 精算機能
これらの機能をスマホ・タブレット・PCで共有して利用することができます。
お客様の待ち時間に活用
美容室でタブレットを導入した理由に多いのがお客様の待ち時間での活用です。
- 雑誌の閲覧
- 動画の視聴
待ち時間にはこの2つの活用方法があります。
雑誌閲覧に活用
タブレットの活用方法としていちばん多いのが雑誌の閲覧に活用することです。
雑誌の読み放題アプリなどと契約することで、数百種類の雑誌がタブレットで閲覧可能になります。
雑誌を電子化することで、美容室にある何十種類もの雑誌をタブレット1台に集約することができます。
省スペース化やコストダウンにもつながることも魅力の1つです。
雑誌の管理・提供がタブレットを設置しておくだけで可能になるので、サロン環境の快適度がアップします。
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動画視聴に活用
カラーやパーマ・縮毛矯正といった長い待ち時間に動画の視聴サービスを利用する活用方法があります。
子供連れのお客様のケースで、お子さんを長時間待たせる場合にも活用できます。
美容室の中で、お子さんを待たせらるのは安心です。
託児所的なスペースがあればなおさら良いです。
他の店舗との差別化にもなるので、積極的に取り入れる価値はあるでしょう。
まとめ
美容室にタブレットを設置することで、雑誌・動画の閲覧、カウンセリングで活用することができます。
- カウンセリングの質の向上
- 待ち時間のストレス軽減
このようなメリットがあるので、タブレットを導入して、プラスに働く要素が大きいと言えます。
今回紹介したタブレットの活用方法はほんの1例です。
この先も新しいサービスや便利なアプリが開発されていくので、必要なものを取り入れてサロン環境を快適にしていきましょう。
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