美容師になるために通う美容専門学校では、国家試験に合格するために必要な学科と実技をメインに学習していきます。
美容師の国家試験の合格するために美容学校はどのような分野の学習をするのでしょうか?
今回は美容専門学校の学習内容についてまとめました。
「これから美容師を目指す。」
「美容学校に興味がある。」
という方は参考にしてください。
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美容専門学校の学科の学習内容
美容専門学校では美容師として働くための実技スキルだけでなく、知識も学習していきます。
美容師国家試験は学科と実技で別の試験があ利、学科の学習も必須となってきます。
美容専門学校では国家試験に出題される7つの科目のについて学習することになります。
関係法規
関係法規は理・美容師共通の学習内容になっています。
理・美容に関する関連法規や制度について学習します。
- 理(美)容師法
- 生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律
その他にも…
- 保健所の役割
- 衛生行政
- 政策金融
- 消費者保護
について学習します。
衛生管理
衛生管理は美容師と理容師が共通の学習内容になっています。
- 公衆衛生
- 環境衛生
- 感染症
- 消毒法
主にこの4つの学習内容になります。
保健
保険も美容師と理容師が共通の学習内容になります。
- 人体の構造および機能
- 皮膚科学
この2つが主な学習内容になっています。
皮膚や髪の構造や機能について学習していきます。
香粧品化学
化粧品や医薬部外品についての学習内容です。
パーマ液や染毛剤など美容室で使用する薬剤の正しい使用方法や管理方法を学習します。
文化論
日本のファッションの歴史や礼装についての学習内容です。
- 髪型の歴史
- 服装の歴史
- 和装の礼装
- 洋装の礼装
美容技術理論
- 美容器具
- シャンプー
- ヘアデザイン
- ヘアカット
- エステ
- ネイル
- メイク
これらの美容技術の基礎を理論的に学習します。
運営管理
美容室を経営・経営していくために必要な学習内容です。
- 経営環境
- 資金管理
- 年金保険
- 医療・介護保険
- 労働関係法規
など、従業員や店舗の管理の基礎を学習します。
美容専門学校の実技の学習内容
美容専門学校では美容室での実践的な実技のスキルを学ぶだけでなく、美容師国家試験の実技試験で課題になる実技スキルを学習していきます。
カット
カットの基礎を学習します。
- ワンレングス
- グラデーション
- レイヤー
特にレイヤーは国家試験の実技の課題なので、国家試験対策のためにも重点的に学習します。
ワインディング
ワインディングも国家試験の実技で出題される可能性が高いです。
国家試験は
『オールパーパス』
という巻き方が課題になります。
美容専門学校でもオールパーパスの練習をとにかくたくさんします。
セット
国家試験に出題される可能性がある実技の中に
『オールウェーブセッティング』
という実技があります。
これは、髪にローションを塗布してオールウェーブとピンカールをバランスよく作りこんでいくというものです。
現在この髪型を作るということはしないので、国家試験対策のためだけに学習しています。
今のパーマスタイルの基礎になったと言わているスキルです。
美容師専門学校では国家試験の実技のための学習内容が多いです。
「美容師国家試験に合格する。」
ということが美容学生の1番の目標でもあるからです。
もちろん国家試験対策以外にも様々な実技を勉強します。
- シャンプー
- ブロー
- カラー
- パーマ
- カット
- 着付け
- ネイル
- エステ
これらのスキルは専門学校によってもどのくらい学ぶのか違ってきます。
私の通っていた専門学校では国家試験対策が9割
その他の実技の学習内容は
「少し体験できた。」
というレベルのものでした。
もし専門的に学習したい実技スキルがある場合は、専門学校の学習内容の特徴を比べてみるのがいいですね!
まとめ
美容専門学校での学習内容は国家試験対策が大半を占めるということがいえます。
もちろん、美容師の国家試験に合格するということが美容師になるための第一ステップになるので、国家試験対策の学習内容は非常に重要なことです。
- 国家試験対策のスキル
- 自分が伸ばしたいスキル
- 興味があるスキル
この3つを学習できる美容専門学校を見つけることは、学校選びの1つの基準になりますね!
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