
美容室は営業時間内に来店しても断られる?
こんなカオスな状況が許されるのでしょうか?
実は美容室には2つの時間があります。
- 営業時間
- 受付時間
この2つの時間にはそれぞれ違いがあります。
美容室のホームページなど見ると営業時間の他に受付時間というものが設けられています。
「なんで2つの時間があるの?」
と不思議に思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
この2つの違いを理解していなと営業時間内に美容室に行ったのに施術をしてもらえないという混乱を生み出す原因なっています。
営業時間なのに何で?
意味が分からないですよね。
残念なことに美容室の営業時間の仕組みはちょっとわかりにくくなっています。
なので今回はわかりにくい美容室の営業時間の仕組みについて詳しく解説していきます。
美容室の営業時間と受付時間の違いを解説
美容室の受付時間は美容室施術の受付をしてくれる時間です。
受付時間を過ぎてしまうと施術の受付を終了してしまうので、施術をしてもらうことができません。
例え営業時間内であっても受付が終了してしまうとお目当ての施術はできなくなってしまうので注意が必要です。
これがわかりにくい仕組みになっているのですが、
- 営業時間は美容師が施術している時間
- 受付時間は施術の受付をしている時間
という違いになります。
なぜこのような仕組みになっているのかというと、
美容室の施術時間がメニューによって大幅に変わってくるからです。
カットをするのと縮毛矯正をするのではかかってくる時間が1時間以上は違います。
例えば美容室の営業時間が夜の20時までだった場合、
- カットの受付は19時
- カラーやパーマは18時
になることが場合が多いです。
ある程度決まった時間にお店を閉店できるように受付時間を設定しているのです。
なので、美容室に行く場合は営業時間よりも受付時間を確認しておくことが大事です。営業時間ギリギリに行ったら受付は終了しています。
受付時間を営業時間としてとらえておくのがいいですよ!
美容室の営業時間と受付時間の混同に注意しよう!
なら営業時間の表記はいらないのでは?
まさにその通りだと思います。
お客様からしたら受付終了したらお店に行く意味が無いので、営業時間なんて不必要な情報でしかありません。
しかし、営業開始時間の情報は当然必要です。
営業終了時間というものが余計ということです。
この営業終了時間が存在していることで受付時間と混同してわかりにくくなっていると思います。
受付の終了時間だけをわかりやすく提示しておけば問題ないはずです。
なのに営業時間と受付時間を表記している美容室が多すぎです。受付時間を表記していない美容室すら存在します。
例)営業時間10:00-20:00
これだけだと20時ぎりぎりに行っても施術してもらえるのではないかと思ってしまいますよね。
受付終了時間を補足で書いておかないとわかりません。
例)営業時間10:00-20:00
例)カット最終受付19:00/カラー・パーマ最終受付18:00
営業時間を表記するならこんな風に受付の終了時間を表記しておくことが最低限必要かと思います。
しかし、これでも少しわかりにくいです。
例)カット受付時間10:00-19:00
例)カラー・パーマ受付時間10:00-18:00
こんな感じの方が私個人的にはわかりやすくていいのかと思います。
営業時間の表記を無くして受付時間の表記にすることでお客様目線になるのでいいのではないでしょうか。
また営業時間の表記があると受付時間内に受付して施術を始めたけど仕上がりが営業時間外になってしまい、
『もう営業時間が終わっているのに...』
などと不安に感じたり申し訳ないと思ってしまうお客様もいると思います。
営業時間の表記より受付時間の表記の方が親切でわかりやすいのではないでしょうか。
まとめ
美容室の営業時間と受付時間の違い
- 施術している時間⇒営業時間
- 施術を受け付けしている時間⇒受付時間
営業時間は開始時間はお客様にとって必要なのですが、終了時間は不必要でわかりずらくなっている原因です。
美容室に行く場合は受付時間を必ず確認してください。
とくに、営業時間ギリギリに行く場合は必ず受付時間をチェックしてから行きましょう。
営業時間だけを見てから来店すると、施術ができないという可能性が高いです。
美容室の営業時間の表記が、受付時間の表記がメインになって今よりもわかりやすくなるとを願っています。